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森永乳業、製菓統合を再検討へ 破談から2年 新興ファンドが要求

 森永乳業が「兄弟会社」に当たる森永製菓との経営統合を視野に、外部有識者からなる諮問委員会の導入を検討していることが16日、分かった。2年前の2017年3月に破談になった統合について、シンガポールを本拠に「物言う株主」として活動する新興投資ファンドが外部委を通じて再検討するよう要求した。

 森永乳業側の判断次第では、因縁の統合が実現に向けて動きだす可能性がある。

 両社が統合すれば商品開発力の向上などが期待される。

 17年当時は合理化策やトップ人事をめぐり意見が相違し、合意目前で白紙撤回して単独路線を継続した。両社とも業績はおおむね堅調だが、主要市場の国内は人口減で先細りが不可避だ。

 ファンドは森永乳業株式の4%弱のほか、森永製菓株も取得しているとみられ、早期の統合実現へ圧力を強める可能性がある。

 ファンドは昨年夏に設立された「ローン・アルファ・キャピタル・マネジメント」。外部委は要求の柱の一つで、経営戦略を検証し取締役会に意見する役割を担う。

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