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きびきび軽い走り、内装は実用主義的…初夏の伊豆で新型「スープラ」を試す (1/3ページ)

 自動車メーカー同士の協業は時として良い成果を生むこともある。トヨタ自動車の新型「スープラ」もその一例だ。独BMWの「Z4」とプラットフォームやパワートレインなどを共有。両社の大胆なコラボは現時点では成功しているように見える。

 同じ日本と欧州の自動車メーカー間の組み合わせでも20年にわたって協業関係を続けながらカルロス・ゴーン前会長の逮捕以降、対立を深めているようにも見える日産自動車と仏ルノーとは大違いだ。2社をめぐる連日の激しい報道合戦にうんざりしていたこともあり、私は6月上旬のよく晴れた日、新幹線に飛び乗って伊豆で開かれたスープラの試乗会に参加してその乗り味を楽しんだ。

 きびきび軽い走り

 スープラはトヨタのフラッグシップスポーツカーで長らく生産されていなかったが今年17年ぶりに復活し、日本でも発売された。新型では3グレードを用意。いずれもFR(前置きエンジン・後輪駆動)でツインスクロールターボエンジンを搭載する。最上級モデルの「RZ」はスープラの伝統を継承する直列6気筒の3000ccエンジンで最高出力340馬力。0~100キロ(時速)の加速は4.3秒となっている。2000ccモデルもあり価格は490万円(消費税込み)から。

 ロングノーズ・ショートデッキのスタイルは歴代スープラの外観を特徴づけてきた。新型ではボディー造形はより複雑化しているものの、たとえエンブレムがなくともトヨタのスープラと分かるデザインとなっている。トヨタのエンジニアらがボンネットが大きく、車室はおまけ程度と言いたいぐらいの広さしかないBMWの「Z」シリーズにスープラとの親和性を見いだしたのも不思議ではない。

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