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7月の新車販売は4・1%増 マツダ「3」の好調で増加

 7月の国内新車販売台数が前年同月比4・1%増の45万9456台だったことが1日、日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会のまとめで分かった。軽自動車以外の登録車は6・7%増、軽自動車は0・6%減。10月の消費税率引き上げを控え、過去の増税時は駆け込み需要が起きていた時期にあたるが、今回は限定的のようだ。

 登録車は30万799台。特に普通乗用車が10・3%増、普通貨物車は19・8%増と2桁の伸びとなった。

 前回の消費税増税の3カ月前にあたる平成26年1月は27・5%増と、駆け込み需要が盛り上がっていた。

 だが今回は、関係者によると納車時期などの問い合わせはあるものの、「消費者は(増税後の)新車発売時期を踏まえて様子見をするなど慎重だ」という。

 ブランド別では、マツダが15・1%増の1万3972台となり5カ月ぶりに増加。5月に全面改良し投入した主力車「マツダ3」の好調が後押しした。ホンダも、5月に一部改良したワゴン「シャトル」などの売れ行きを背景に13・7%増の3万4951台だった。

 軽は15万8657台。前年同月を下回ったのは、シェアの高いスズキが11・2%減と2カ月連続のマイナスだった影響が大きい。

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