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「引っ越し難民」解消に期待 中小・中堅30社、マッチング開始

 全国の中小・中堅の引っ越し業者30社が参加し、受注した案件を他社に依頼したり、作業の一部を協力してもらったりするマッチングサービスがこのほど始まった。業務効率化や受注機会の増加により賃金面の待遇を改善し、業界に働き手を呼び込む狙いがある。希望時期に転居できないことが社会問題となった「引っ越し難民」の解消につながる可能性がある。

 サービスの名称は「HAKOPLA(ハコプラ)」。転居する人の物件探しや引っ越しの一括見積もりを支援するベンチャー企業リベロ(東京)が提供する。全国展開する大手も関心を示しており、年内に50社の参加を目指す。

 例えば、ある業者が営業エリア外の引っ越し依頼を受けた場合、この業者は発着地や荷物量、発注価格をシステムに打ち込み、引き受けてくれる業者を募集できる。片道だけや、トラックへの積み荷作業といった部分的な依頼も可能だ。

 システム利用料は無料だが、マッチングが成立したらリベロが双方から手数料5%ずつを受け取る。お互いの評価を公開することで、各業者に責任ある対応を促す。

 リベロは、引っ越しの見積もりサービスで全国の業者と提携。この関係を生かし、昨夏から多くの業者を交えた会議を重ね、要望を取り入れて開発してきた。

 参加する京都市のアイズ引越プランニングの三上靖宏社長は「長距離では空のトラックで帰るのが普通だが、荷物を載せて帰れるかもしれない」と期待した。

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