サービス

国交相、羽田・国際線の増便発表 世界の主要空港との差埋められるか (1/2ページ)

 石井啓一国土交通相は8日の閣議後会見で、羽田空港で令和2年3月29日から新たな飛行経路を導入し、国際便の発着回数を年間約3万9千回増やすと発表した。東京五輪・パラリンピックの開催などによる訪日外国人旅行客(インバウンド)の増加に対応。利便性が高い米欧の主要空港と互角に競争できる受け入れ体制を整備するのが狙いだ。

 「訪日外国人旅行者のさらなる受け入れのためには、羽田空港の機能強化は必要不可欠だ」。石井氏はこう述べ、新たな飛行経路の採用で来年までに訪日客数を4000万人まで増やす政府目標の達成に弾みを付けたい考えを示した。

 羽田空港では、南北に走る滑走路と東西に走る滑走路で飛行経路が交差し、飛行機同士の衝突を防ぐため1時間当たりの発着回数は82回に限られていた。新たに採用した経路ではこの交差を解消したことで、発着回数を90回まで増やせる。

 国交省によると現在、年間の総発着回数は羽田空港で45万回、成田空港で30万回の計75万回。成田では誘導路整備や第3滑走路の建設で今後約20万回積み増す目標を掲げており、今回の羽田の増加分を合わせ計100万回の大台が近づく。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus