ぐるなびのチョットぐな話

関西の「今」の魅力、多言語で発信

 2018年の訪日外国人数3000万人のうち、約4割が訪れる関西。関西ならではの自然や食、文化に加え、この7月に「百舌鳥・古市古墳群」の世界遺産登録が決まり、25年には「大阪・関西万博」の開催を控えるなど、今後もさらなるインバウンドの発展が期待される。

 そんな中、7月24日、年間利用者数3500万人を誇る日本最大級の訪日外国人向け観光情報サービス「LIVE JAPAN PERFECT GUIDE」(以下LIVE JAPAN)の関西版がオープンした。16年の東京版、18年の北海道版に続く第3弾となり、西日本では初となる。

 LIVE JAPAN関西は、関西を訪れる訪日外国人向けに、あらゆる情報をワンストップで提供するウェブサービスだ。関西観光本部、大阪市高速電気軌道、南海電気鉄道、西日本旅客鉄道、阪急阪神ホールディングス、ぐるなびの6社・団体が事務局として、それぞれが持つ資源やネットワークを活用・連携してスタート。

 外国人と日本人の編集スタッフがタッグを組み、関西の観光情報や文化を国別ユーザーの嗜好(しこう)に合わせて記事や動画で配信する「情報コンテンツ」、イベントやお店の空き状況、クーポンといった正確で詳細な今の情報を配信する「LIVE情報」、コインロッカー案内や経路案内、Wi-Fiスポットなど日本滞在中に役立つさまざまな「便利機能」の3つが柱だ。日本語のほか、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、タイ語、マレーシア語、インドネシア語の計8言語で発信する。

 さらに今回、この便利機能の一つである「災害情報一元化サイト」に、災害発生時には掲載施設が帰宅困難者の受け入れやWi-Fiの無料貸し出しなど、対応可能な災害支援情報を多言語で発信できる新機能「災害情報ライムライン」を追加した。これまで訪日外国人が入手しづらかった被災地域周辺の支援情報の閲覧が可能になった。旅を豊かに、楽しくする情報に加え、「安心・安全」に旅を楽しめる環境をサポートする。

 オープン日にグランキューブ大阪で開催された記者発表会では、事務局や行政側代表が一堂に会し、意気込みや期待を語った。

 関西観光本部・理事長の松本正義氏は「LIVE JAPAN関西では、嗜好の多様化にかなった旅のスタイルに必要な情報を提供できる。また昨年、6月の大阪北部地震、7月の西日本豪雨災害、9月の台風21号とさまざまな災害が発生した。その経験を受け、訪日外国人に迅速かつ的確に災害情報を提供できる有用なサイトとなることは大変大きな意義がある」と話す。

 一方、ぐるなびの滝久雄取締役会長・創業者は「日本の『今日』の情報を提供し続けることで、東京オリンピック・パラリンピック後の日本においてレガシーとなる本格的情報サービスを目指したい」と抱負を語った。

 関西の魅力を余すことなく発信するLIVE JAPAN関西。訪日外国人の旅の楽しさ、豊かさ、安心・安全を支える一助となるに違いない。

 ■LIVE JAPAN PERFECT GUIDE KANSAI

 livejapan.com/ja/in-kansai

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