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楽天、携帯第1弾は限定的 10月からサービス3段階で展開

 楽天の三木谷浩史会長兼社長は8日、10月に参入する携帯電話事業について「第1弾は限定的な形でサービスを開始する」方針を明らかにした。クラウド技術を使ってコストを抑える通信網を構築中だが、世界初の試みであるため、ネットワークの安定性の確認などに「念には念を入れ、3段階で展開する」と述べ、全面的なサービス提供はずれ込むとした。

 楽天は携帯電話の商用サービスを10月1日に開始するが、1、2カ月間は利用できる顧客やサービスなどを限定するとみられる。料金プランについて、三木谷氏は「申し上げられない。手の内を見せるのはまだよくない」と語った。サービスが当初どう限定されるのか、全面サービスの展開スケジュールなど詳細は明かさず、山田善久副社長は「9月上旬にまとめて説明する」と述べるにとどめた。

 楽天はクラウドを全面採用した通信網によって、汎用(はんよう)機器でネットワークを構築して基地局整備などの設備投資を大幅に抑え、安価な通信料金の実現を目指している。

 一方、同日発表した2019年6月中間連結決算は、最終利益が前年同期比55.4%増の1002億円だった。出資先の米配車サービス大手リフトが上場し、評価益を計上したことが業績を押し上げた。

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