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地中熱利用で省エネを 大阪府市の団体がセミナー

 地中熱の利用をテーマにしたセミナーが9日、大阪市住之江区の大阪府咲洲(さきしま)庁舎で開かれた。府市が共同で作り、再生可能エネルギーの普及や省エネルギーの推進に取り組む「おおさかスマートエネルギーセンター」が主催。地中熱利用設備の導入を検討する事業者らが参加した。

 地中の温度は年間を通じてほぼ一定で、外気温より夏は冷たく冬は暖かいため、冷暖房などに利用することで省エネにつながるという。セミナーでは、府が産業技術総合研究所と共同で作成した「地中熱ポテンシャルマップ」を紹介。大阪平野における地中熱の状況を示し、担当者は「地域に適した熱交換方式をマップで示すことができた」と解説した。

 また、大阪市北区の複合施設、グランフロント大阪の「うめきた広場」など、地中熱利用の導入事例も紹介された。

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