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振り込め詐欺被害者をATMの映像・音声から診断 AIで実験

 横浜信用金庫とNTT東日本の神奈川事業部は、振り込め詐欺の抑止対策として、詐欺解析AI(人工知能)を活用した実証実験を開始した。期間は9月末まで。

 今回の実証実験では、横浜市内にある横浜信用金庫のATMコーナー2カ所に設置した監視カメラ映像と、マイクで収集した音声情報を基に、AI技術を活用して、振り込め詐欺被害者の可能性を診断する。

 具体的には、ATMを利用する顧客のカメラ映像を基に、振り込め詐欺に遭っている可能性をAIで判定し、不審な場合はアラームにより店舗に通知する。また顧客の発話からも、振り込め詐欺に遭っている可能性をクラウド上のAIで判定。不審な場合はアラームにより店舗に通知すると同時に、ディスプレーにて警告を表示するとしている。

 なお、本実証実験の実施に当たり、横浜信用金庫は実施場所の選定および提供を担当。NTT東日本の神奈川事業部は、振り込め詐欺未然防止AIシステムの提供と、実証実験結果の取りまとめなどを担当する。

 両社は、実証実験を踏まえて、振り込め詐欺抑止に有効なサービス・機器などを開発するほか、AIの精度向上を目指す。(インプレスウオッチ)

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