話題・その他

井上鉄工所 裕子専務が社長に昇格 「一緒に働こうと言える会社」目指す

 自動車部品加工を手がける井上鉄工所(埼玉県上尾市)は9月1日付で、社長の井上博文氏(77)が退任し、長女の井上裕子専務(50)が社長に昇格する。井上裕子専務は取材に対し、「胸を張って子供たちに一緒に働こうといえる会社を全社員とともに作りたい」と抱負を述べた。

 同社は創業から一貫して、主に大きさ60センチほど、重さ100キロ前後の鋳物の切削加工が得意で、フォークリフトやトラックなどの産業用車両の足回り部品に使われる。

 産業用車両の電動化が進んでいるが、裕子氏は「その流れは数十年も前に始まっている。先代から足回りに特化したものづくりを志向して差別化を図り、自動車部品メーカーから信頼を勝ち得てきた」と話し、今後も足回り部品に注力する考えを示した。

 同社は30年ほど前から外国人採用にも取り組んでおり、既に従業員の約3割が外国人。さらに子育てと仕事との両立にも力を入れており、多くの女性社員が定年まで勤め上げるという。「多様な人材を受け入れることで、自社の強みでもあるモノづくりを生かした経営をこれからも続けていきたい」と語った。

 井上鉄工所は昭和42年に埼玉県川口市で創業。従業員約40人。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus