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「スター・ウォーズ」の威光に陰り ディズニー、新世代の取り込み苦戦 (1/2ページ)

 米ウォルト・ディズニーのテーマパークでは、4~6月期(第3四半期)に入場者数が減少した。このことは、「アイアンマン」や「フォートナイト」に親しんで育った若い世代が、スター・ウォーズの物語に今一つ共感していないことをうかがわせる。ディズニーのボブ・アイガー最高経営責任者(CEO)は、ディズニーランドの新アトラクション「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」を目当てにファンが押し寄せると確信して新たな予約システムまで立ち上げていたが、実際、その必要はなかった。

 熱烈ファンから批判

 SF映画スター・ウォーズのグッズ販売は2015年公開の新3部作第1弾「フォースの覚醒」で増加したが、その後は伸び悩んでいる。昨年公開された映画「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」は完全な不発となり、3部作第2弾「最後のジェダイ」は興行的には成功したが、「フォース」には届かなかった。今年12月に公開が予定されている3部作第3弾「スカイウォーカーの夜明け」には、スター・ウォーズの将来がかかっているということができる。

 スター・ウォーズがこれほど大きくつまずくことは、ディズニーにも想定外だった。ディズニーは12年にスター・ウォーズを手掛けるルーカスフィルムを買収。その3年前に買収したマーベル・エンターテインメントは、後に大ヒット映画「アベンジャーズ」にも登場するキャラクターを使った関連性のある映画を何作も展開していた。これらの映画は、テレビ事業やテーマパークとの組み合わせにより、ファンが新しいバージョンが登場するたびに興奮し、自分のヒーローの世界に浸るという好循環を作り出すよう仕組まれていた。

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