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トヨタ、五輪に“究極のエコカー”提供 FCV、大会運営向け500台 (1/3ページ)

 トヨタ自動車が、二酸化炭素(CO2)の排出量ゼロで“究極のエコカー”とされる、水素を燃料とした燃料電池車(FCV)の普及について、来年の東京五輪・パラリンピックをてこに進めようとしている。

 水素社会を実現へ

 トヨタは、世界初の量産FCV「MIRAI(ミライ)」を大会運営において大量に提供し、東京五輪後に残すべきレガシー(遺産)に「水素社会実現」を掲げた。その取り組みは日本にとどまらない。

 今年6月には、ミライを国際オリンピック委員会(IOC)に納車した。2024年までの「ワールドワイドパートナー」である立場も生かし、世界規模で進めている。

 「トヨタは東京五輪で、水素社会の実現を核としたモビリティー・ソリューションの提供を目標にしている」

 6月4日、スイス・ローザンヌ。IOCの新設本部ビル「オリンピックハウス」で行われたIOCへミライ8台を納車する式典。IOCのマリー・サロ氏が「サステナビリティー(持続可能性)はオリンピックムーブメントの核だ」と歓迎すると、トヨタ・モーター・ヨーロッパ(TME)のマット・ハリソン上級副社長はこう述べ、トヨタにとって意義が大きいことを強調した。

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