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日産「キューブ」12月に生産終了 平成10年から販売

 日産自動車が平成10年から販売する小型車「キューブ」の生産を12月で終了することが3日、分かった。全面改良から10年以上が経過し、販売台数が伸び悩んでいた。

 業績の立て直しを急ぐ日産は不採算車種の生産を打ち切り、令和4(2022)年度までに車のモデル数を平成30(18)年度比で1割以上減らす計画を示している。

 キューブは広い室内空間や特徴的な外観が女性の人気も集め、平成15年には国内で年間約14万台を販売した。20年に全面改良した現行モデルは3代目で、追浜工場(神奈川県横須賀市)で生産している。

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