金融

ドイツ銀行、インド部門を拡大しリテール銀行事業強化

 ドイツ銀行は、リテール銀行事業として欧州外に唯一持つインド部門への投資を増やしている。他地域では包括的なコスト削減と事業再編を進めている中で、対照的な動きだ。

 今年に入り4億7000万ユーロ(約550億円)の資本注入を受けたドイツ銀行インド部門は、約140人を採用しリテール銀行と富裕層向けのウェルスマネジメント事業を強化しようとしている。

 インド部門のプライベート・商業顧客担当責任者を務めるアミット・バティア氏は「インドが成長市場で、この国に高い期待がかかっているため、インド部門は事業拡大の権限を与えられている」と言明。「積極的な成長に向けた計画が進行中だ。資金の心配は不要だとの確約を得ている」と述べた。

 ドイツ銀広報担当者によると、同行はインドのウェルス事業に19人のリレーションシップマネジャーを、リテール銀行事業に120人をそれぞれ加えることで承認を取得済み。この採用数は同行としてインドで数年ぶりの規模。最近の資本注入により法人顧客への融資規模を引き上げるほか、売買一任勘定のポートフォリオ管理サービスを立ち上げ、デジタルバンキングの経路も増やすと、広報担当者は続けた。(ブルームバーグ Suvashree Ghosh、Anto Antony)

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