テクノロジー

ラグビーW杯、顔認証もPR NEC、トップレベルの技術をアピール

 NECは3日、20日に開幕するラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で採用された同社の顔認証システムや次世代型業務用無線システムなどの最新技術を報道陣に公開した。来年の東京五輪・パラリンピックと合わせ、W杯を同社が持つ世界トップレベルの技術を国内外へアピールする場としたい考えだ。

 同社の顔認証システムは約70カ国で入国管理や犯罪捜査などに利用されているが、W杯での導入は初めて。人の目などでチェックする従来の方法と比べ入場がスムーズになるほか、なりすましによる不正入場を厳格に防止できる。

 W杯では、味の素スタジアム(東京都調布市)と日産スタジアム(横浜市)で、メディア関係者の本人確認に顔認証システムを利用。バーコード付きのIDカードと、事前に撮影・登録した顔画像をシステム上でひも付けし、会場の関係者入り口に設置した顔認証装置で本人確認を行う。東京五輪・パラリンピックでも、選手やボランティアを含めた大会関係者約30万人を対象に導入する予定だ。

 また、W杯では携帯電話の通信規格であるLTE技術を活用した次世代型業務用無線システムを試験提供。味の素スタジアムでスタッフ間の連絡用として利用してもらう。同システムは大規模災害で一般の電話回線がつながりにくくなった際にも品質の高い通話やデータ通信が可能で、将来的に鉄道や電力、ガス会社などインフラ企業の需要を見込んでいる。

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