テクノロジー

物資補給機こうのとり、11日朝打ち上げ

 三菱重工業は9日、物資補給機「こうのとり」8号機を搭載したH2Bロケット8号機を11日午前6時33分29秒、宇宙航空研究開発機構(JAXA)種子島宇宙センター(鹿児島県)で打ち上げると発表した。

 こうのとりは国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ無人機。8号機には飛行士の生活に必要な酸素や水、食料のほか、重力を調節して生物を飼育し影響を調べる装置や、全方位を一度に撮影できるカメラなど実験、観測装置を含む計約5・4トンを搭載する。

 平成28年と昨年9月の6、7号機に続き、ISSの主電源として使う日本製リチウムイオン電池のバッテリー6個も搭載する。

 飛行に使う姿勢センサーを一新。2年後にも初飛行する改良型で本格採用するもので、従来品の製造終了を受け先行して採用した。恒星の位置を基に機体の姿勢を把握することで、地球を基にした従来品より精度が向上するという。

 こうのとりは現役の補給機で唯一、無事故を続けており、H2Bとともに平成21年の初飛行から10年を迎える。JAXAの植松洋彦HTV技術センター長は「8号機も信頼と期待に確実に応えたい」と話す。

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