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ミツフジ、立命館大、福島県川俣町が連携・新拠点

 機能性繊維の開発を手掛けるミツフジ(京都府精華町)と立命館大学、福島県川俣町は、地域活性化と新産業創造に関する包括連携協定を締結した。ミツフジ福島工場に隣接する川俣町西部工業団地に、連携拠点となる「福島イノベーションビレッジ(仮称)」を整備する。2021年に開業し、産官学連携で健康や食、スポーツの分野などの新技術の開発に取り組む。

 新拠点には国内外から、優れた技術を持つ大手企業や大学などの研究者、ベンチャー企業も誘致し、ミツフジや地元企業との共同研究ができる環境を整える。川俣町は東日本大震災による津波で事故を起こした東京電力福島第1原子力発電所から約35キロ離れた地域。事故による避難指示が17年に解除されており、町ではこの拠点の整備を経済復興の柱と位置付けている。

 ミツフジは電気を通す糸を独自に開発し、18年9月に、着用するだけで精緻な生態情報を得られる着衣型端末を製造する工場を川俣町に開設した。8月には立命館大とも産学連携に関する包括協定を結んでいる。川俣町ではミツフジの着衣型端末を使った町民向けの健康管理事業を始めている。

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