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THK、日本MSなどと基盤開発 ネット使い部品受発注効率化

 機械要素部品の開発製造を手掛けるTHKは、日本マイクロソフト(日本MS)、システム構築の日本システムウエア(東京都渋谷区)と共同で、インターネットを活用した受発注基盤「オムニTHK」を開発した。THKの顧客や取引先などに7月から無償での提供を始めた。

 短納期品の在庫検索や見積もり依頼などがネット経由でできる。類似仕様製品が増えて管理が難しい図面データも人工知能(AI)で容易に検索でき、必要な製品を素早く探せるようになる。さらに顧客企業の生産計画とTHK製品の供給予定を連携させ、必要な時期に必要な量の製品が調達できるようにした。

 米MSのIoT(モノのインターネット)やAIの基盤となる「アジュール」をベースに開発された。将来的な機能拡張に向けて、日本システムウエアも機能拡張に向けた応用ソフトの開発に取り組む。THKの寺町崇史取締役専務執行役員は「オムニTHKを通じて製造業の効率的かつタイムリーな製品の投入を支援する」と話す。

 THKはNTTドコモ、米シスコシステムズとの共同開発による製造造業向けの部品障害予兆検知サービス「オムニエッジ」のサービス提供を今春から始めるなど、生産現場のIoT化を後押しするサービスを次々と投入している。

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