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高速道での自動走行は人間よりスムーズだった 記者が体験   (1/2ページ)

 高速道路で一定の条件ならハンドルから手を離して自動走行できる、日産自動車の運転支援機能「プロパイロット2・0」を初搭載した「スカイライン」が9月に売り出された。記者は、自ら動くスカイラインの走りを公道試乗でおっかなびっくり体験したのだが、滑らかな動きに“近未来”を肌で感じた。

 今月上旬、スカイラインに試乗し横浜市の日産本社に近い首都高速道路で、プロパイロット2・0を起動したが、すぐ手を離せるわけではない。自車や車線の状況を映すモニターが緑色の間は、設定した速度や車間距離で前走車に付いていく形。ここまでは、他社でも搭載車が増えている「前車追従機能」の範囲だ。

 ほどなく、モニターがパッと青色に。条件が整い、2・0が発動しました-というクルマからの合図だ。助手席のスタッフから「手を離して大丈夫です」との声がかかり、恐る恐る手をひざに下ろして足もペダルから離す。ハンドルは、機械仕掛けのようなカクカクした感じもなく、必要最小限の動き。モニターの自車アイコンのブレーキランプ点滅で加減速していると分かるが、衝撃もなく滑らか。無駄がなく、人間よりスムーズ-と思うほどだ。

 50メートル先が見通せない下りカーブも曲がり、見えない行く手へ自動で走っていくのは怖さも感じる。だが、クルマは高精度な3D地図データと連動し、先々のカーブの傾きまで把握しているのだ。センサーなどで捉えた周囲360度の情報も重ね、位置を横方向で誤差数センチレベルで把握。「レールの上を走るような正確さ」と技術陣が胸を張る通り、ぶれずに走行する。

 「ポーン」という音とともにモニターが緑に戻る。情報が十分でなく2・0が使えません、手を戻してください-というサインで、再びハンドルを握った。クルマは節目ごとの合図で、切り替わりを伝えてくる。

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