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日用品・化粧品各社が消費税増税対策 大容量品投入、CM再放映…

 消費税増税を10月に控え、23日までの3連休は各地の量販店で、家族連れが日用品や化粧品など、買い置きができる身の回りの商品をまとめ買いする光景がみられた。メーカー各社は、品切れを防ぐ一方、駆け込み需要を取りこぼすまいと、大容量品の投入や積極的な広告宣伝を展開している。

 ライオンは、洗剤や歯ブラシなどの8~9月の出荷額を前年同期比で2割増やす。「店頭在庫が途切れないようにする」のが目的だ。同社はほかにも「クリニカアドバンテージNEXT STAGEハブラシ」など一部新商品について、例年なら秋の発売時期を7~8月に前倒しした。

 マンダムは洗顔料「ギャツビーフェイシャルウォッシュ」で、通常より内容量を増やした商品を8月下旬から数量限定で販売する。同社は「商品を試してもらう良い機会でもある。リピーターになってもらえれば」と話す。

 コーセー子会社のコーセーコスメポート(東京都中央区)は、ヘアケア商品「ジュレーム」など4ブランドで9月末までCMを再放送し需要を取り込む。また、花王は増税後、スキンケア化粧品「ソフィーナiP」などで新商品を投入し、需要喚起に努める。

 まとめ買いや駆け込み購入の動きは、すでに一部商品では出ている。中でもティッシュペーパーなどの家庭紙は、王子製紙の愛知県春日井市にある工場が4月に火災事故を起こした影響もあり、業界全体でフル生産状態が続く。

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