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日鉄君津製鉄所の製鋼工場が年内復旧へ 台風15号で被害

 日本製鉄は3日、台風15号の被害を受けて生産を停止している君津製鉄所(千葉県君津市)の第一製鋼工場について、年内に修復作業が終わるとの見通しを明らかにした。同工場では、ガス処理に使う高さ約70メートルの煙突が強風で倒壊した。同社は年明けから生産を再開し、自動車メーカーなど顧客への影響を最小限に抑えたい考えだ。

 製鋼工場は、高炉でつくられた銑鉄を鋼に精錬する工程を担う。君津製鉄所には製鋼工場が2つあり、第一製鋼工場の生産能力は年180万トン程度と、第二製鋼工場の約620万トンよりは少ないものの、製鉄所全体の生産量は大幅に減少している状態だ。このため同社は他の製鉄所の生産量を増やす一方、競合他社に代替生産を依頼している。

 日鉄グループでは、子会社の日鉄日新製鋼の呉製鉄所(広島県呉市)でも8月に火災が発生し、製鋼工程の一部が停止している。同社によると、こちらはまだ復旧の見通しが立っていないという。

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