メーカー

パイオニア、社外取に元RIZAP松本氏 「立て直しに生きがい」

 経営再建中のパイオニアは10日、1日付で発足した新体制に関する記者会見を東京都内で行った。同社は1日付で社内カンパニー制度を導入し、カルビーの最高経営責任者(CEO)やRIZAPグループの最高執行責任者(COO)を務めた松本晃氏を社外取締役に起用した。森谷浩一社長は会見で「未来社会の開拓者であり続ける。それが会社のDNA」と述べ、名門復活に意欲をみせた。

 森谷氏は改革の実行に当たり「売り上げ至上主義を変え、自前主義から脱却して外部の経営資源の積極的な獲得を進める」と説明。「縦割り」の弊害排除も課題の一つとし、自身や新設の「最高変革責任者(CTrO)」に任命した坂本雅人常務執行役員を中心に、全社横断的な改革を進める考えを強調した。

 会見には松本氏と、データ活用事業を手掛けるモビリティサービスカンパニーのトップに就いた元楽天常務執行役員の相木孝仁氏が同席。松本氏はカルビーなどの再生に当たった経験に触れつつ「(経営の)立て直しに生きがいを感じている。かつてのパイオニア以上にしたい」と強調。相木氏は「(これまで)会社の運営スピードが少し遅かった」と話し、課題克服に全力を挙げる考えを示した。

 パイオニアは、カーナビの不振で業績が低迷しており、3月に海外投資ファンド、ベアリング・プライベート・エクイティ・アジアの完全子会社となった。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus