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ルノーが緊急取締役会 CEO交代論議か ボロレ氏、仏紙で「更迭」に反論 

 【パリ=三井美奈】フランス自動車大手ルノーは11日、経営体制をめぐって緊急取締役会を開く。ティエリー・ボロレ最高経営責任者(CEO)の交代が論議される見通し。ボロレ氏はは11日付仏紙レゼコーのインタビューで「強権発動を強く懸念する」と述べ、自身の更迭に反対した。

 CEO交代について仏紙フィガロは、ルノーのジャンドミニク・スナール会長が取締役会に提案する方針だと報じていた。カルロス・ゴーン被告の側近だったボロレ氏を退任させ、経営刷新を図る方針とみられている。仏民放テレビは、後任としてクロチルド・デルボス最高財務責任者(CFO)が暫定CEOに指名される見通しだと伝えた。

 ボロレ氏はレゼコー紙で、東京出張から帰国した9日、自身の更迭論が浮上していることを知ったと明かし、「思いがけない不意打ち」とスナール氏をなじった。ルノーと企業連合を組む日産自動車の関係に問題が生じたことを認める一方、米IT大手グーグルなどとの提携を成果として強調。ルノーの筆頭株主である仏政府に「私の実績を見れば、仏産業界やルノー、日仏連合への献身は明らかだ」と訴えた。

 ボロレ氏は昨年2月、ルノーのナンバー2として最高執行責任者(COO)に就任。ゴーン前会長の後継者とみなされていた。ゴーン被告の逮捕を受け、今年1月、スナール体制でCEOに就任した。

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