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東京モーターショー、先進AIで移動の未来提案 多業種連携に注力

 2年に1度の自動車の祭典、東京モーターショーが23日、東京ビッグサイト(東京都江東区)周辺での24日開幕に先立ち報道関係者に先行公開された。自動運転など技術革新で業界が変革期にあるなか、自動車各社は人工知能(AI)などを取り入れたコンセプトカーや、多様な電気自動車(EV)の量産車など先進技術車を出展している。電機や通信など他業種との連携も盛んになるなど、「移動にまつわる未来生活」が展開される。

 トヨタ自動車は、自社ブースには市販予定車を敢えて置かず、健康診断が受けられる無人自動運転車やロボットなどをテーマパーク的に展示。豊田章男社長は「社会や街とつながる未来のモビリティー(移動)を体験できるようにした」と語った。ホンダの八郷隆弘社長は「2030年までに四輪車の世界販売の3分の2を電動化する目標を加速する」との決意を示した。

 東京モーターショーの入場者数は前回は77万人となるなど低迷中だが、他業種連携をてこに100万人を目指す。

 五輪準備の影響で会場が分散化され、従来の有明地区から青海地区にも広がった。青海には、他業種とともに移動に関する近未来生活を展示した体験型エリア「フューチャーエキスポ」を設置。NTTや富士通、NECなどと連携先進技術を展開する。レーシングゲームの腕前を競う「eモータースポーツ」の国際大会、ドローンのレースなども開催する。

 両地区を結ぶ橋は、各社が次世代の移動手段として開発している1~2人乗り超小型EVの試乗会場となっている。

 高校生以下は入場無料とし、子供向け職業体験テーマパーク「キッザニア」やグルメイベントも開き、若者や家族連れなども幅広く取り込む方針。

 24日に開会式があり、一般公開は25日~11月4日。入場料は一般2000円。

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