自動車

「ゾエ」より大型のEV検討 ルノー、日産・三菱自と共通車台も視野

 フランスの自動車大手ルノーは電気自動車(EV)の新モデル投入を通じて同業他社と同じく欧州で拡大するEV需要の取り込みを急いでいる。日産自動車との共通プラットフォーム(車台)での生産も視野に入れる。

 ルノーは売れ筋の「ゾエ」よりも大きい新型の完全電動車を検討している。実際に投入されれば米EV大手テスラの「モデル3」や独フォルクスワーゲンの「ID.3」などと競うことになる。

 ルノーのEV事業のコマーシャルディレクター、エマニュエル・ブービエ氏はこの新モデルを日産と三菱自動車との共通プラットフォームで生産する可能性を示唆した。

 ブービエ氏は「EVの全セグメントを網羅すべく当社のラインアップ拡大を目指している」と説明。既存モデルから派生する形となる可能性もあるとした。「テスラと真っ向勝負するというのは時期尚早だが、市場でより大きなシェアを対象とすることは当然計画している」と述べた。

 ルノーと日産はゾエや「リーフ」の投入で大衆車メーカーではEV販売で先行したものの、部品などの共通化は遅れ気味。カルロス・ゴーン前会長が昨年11月に逮捕されて以降、20年続くアライアンスの緊張が表面化し、共同で新車を生産するとの見通しに不透明感も漂っていた。(ブルームバーグ Ania Nussbaum)

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