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日韓関係悪化で岡山ソウル線減便

 岡山県は23日、韓国の大韓航空が週7便運航している岡山空港(岡山市北区)発のソウル線が、11月19日から週4便に減便されると発表した。運航は月、水、金、日の週4日。日韓関係の悪化を受け搭乗率が大幅に低下したことを受けた措置。減便は来年3月28日まで。

 今年9月の岡山ソウル線の利用客数は5345人(昨年1万495人)、搭乗率は47・7%(昨年81・7%)だった。伊原木隆太知事は3日の記者会見で「搭乗率が7割を下回ると便数の維持が難しいと言われる。一般的に言えばいつ減便されてもおかしくない状況だ」と話していた。

 離発着時刻は従来のソウル午前8時5分発岡山9時35分着、岡山10時40分発ソウル午後0時25分着で変更はない。

 岡山ソウル線は平成3年6月に運航開始。15年10月には、イラク戦争など国際情勢の悪化により、週5便から週3便に減らされたことがある。翌16年10月、情勢の回復を受け7便に増便された。

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