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HIS、持ち株会社へ移行 来年8月、迅速な決定狙う

 旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)は25日、令和2年8月1日をめどに持ち株会社制へ移行すると発表した。人口減少などの厳しい経営環境に対応するため、持ち株会社がグループ全体の経営戦略を定め、各事業会社が迅速に意思決定できるようにする狙いがある。

 HISは旅行事業のほか、傘下にテーマパークのハウステンボス(長崎県佐世保市)や、HISホテルホールディングス(東京)など約190の関連会社を持つ。旅行事業を切り離して別会社を設立し、ほかの子会社とともに持ち株会社の傘下に置く方向だ。詳細は後日発表する。

 来月1日に準備会社を設立する。2年1月下旬に開催する定時株主総会での承認と官公庁の許認可などを経て、持ち株会社を発足させる。

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