金融

中国、デジタル通貨発行か 人民銀「世界初」の可能性

 中国政府系シンクタンク、中国国際経済交流センターの黄奇帆副理事長(元重慶市長)は28日の講演で、中国人民銀行(中央銀行)が「世界で初めてデジタル通貨を発行する中央銀行になる可能性がある」と述べた。中国メディアが伝えた。

 デジタル通貨には、暗号資産(仮想通貨)の基盤技術「ブロックチェーン」を活用する。国際金融の仕組みも今後、本格的なデジタル化の時代を迎える。中国がデジタル通貨で先行すれば、欧米主体の体制に波紋を投げ掛けそうだ。

 ニュースサイト新浪網によると、黄氏は中国・上海で金融関連の会議に出席。人民銀行は「すでに5~6年の研究を重ね、技術は成熟している」と話した。

 黄氏は、現行の国際金融の仕組みは「米国が世界的に覇権を行使する道具となっている」と、米国への対抗意識もあらわにした。

 習近平国家主席も24日、ブロックチェーン技術の研究開発に注力するよう指示している。(北京 共同)

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