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西日本初の「パークハイアット」京都・東山に30日開業 1室平均11万円

 米ハイアットホテルズコーポレーションは29日、京都市東山区に建設した「パークハイアットホテル京都」を報道陣に公開した。30日に開業する。パークハイアットは同社の最高級ホテルブランドで、日本での新規開業は平成6年に初出店した「パークハイアット東京」(東京都新宿区)以来25年ぶり、西日本初進出となる。

 新ホテルは清水寺の参道、二寧坂(にねんざか)に面し、創業142年の老舗料亭「京大和」の敷地内で土地の一部を賃借して建設した。傾斜地を生かして地上2階、地下4階建てとし、竹中工務店の施工で日本建築風に仕上げられた。

 客室は70室で、レストラン・バー、宴会場、フィットネス施設などを備える。富裕層に照準を絞り、1室当たりの平均単価はパークハイアット東京より5割以上高い「1泊11万円前後となる見通し」(担当者)という。近年、京都市に出店したフォーシーズンズホテル京都(東山区)、ザ・リッツ・カールトン京都(中京区)といった外資系高級ホテルとの顧客争奪戦が激しさを増しそうだ。

 スイートルームは9室あり、最高級客室の「パゴダハウス」(135平方メートル)はタモ材の天井や、御影石の大型浴槽など自然の素材を生かした洋室。壁一面の窓から、五重塔(八坂の塔)や京都の街並みが望める。宿泊代は要相談。

 一方、京大和もホテルの開業に合わせてリニューアルした。宿泊を伴う食事や宴会などホテルとの相乗効果を期待しており、ホテルに朝食の提供も始める。京大和では「外国人客の利用は1割弱にとどまっている」(阪口順子社長)といい、訪日客の利用も増やしたい考えだ。

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