メーカー

ストで減益3200億円 米GM、2019年12月期

 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は29日、全米自動車労働組合(UAW)による40日間のストライキの影響で、2019年12月期の利益が約30億ドル(約3200億円)押し下げられると発表した。

 GMはストによる影響を反映し、同期の1株当たり利益の見通しを従来の7・0~6・5ドルから4・8~4・5ドルに下方修正。バーラ最高経営責任者(CEO)は四半期決算の発表に伴う電話会見で「失った利益は大きく、やることがたくさんある」と話した。

 GMとUAWは労働協約の改定をめぐって交渉したが、暗礁に乗り上げて9月16日に約4万8千人の組合員が12年ぶりとなるストを開始。30余りの工場が生産停止に陥った。今月16日に昇給や一時金の支給などで暫定合意し、25日にストが終結した。(共同)

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus