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Zホールディングス、9月中間は増収減益

 ヤフー親会社のZホールディングス(HD)が1日発表した令和元年9月中間連結決算(国際会計基準)は、スマートホンを使ったQRコード決済「ペイペイ」の販売促進費用などが増加し営業利益は前年同期比9.0%減の756億円だった。広告収入の増加や傘下のアスクルなどの通販サイトの売り上げが伸び売上高は4.1%増の4841億円で、増収減益となった。

 最終利益はペイペイの投資損失を103億円計上したことから、7.2%減の511億円だった。

 一方、川辺健太郎社長は同日の決算記者会見で、ペイペイの10月の決済回数が直前の3カ月の約9割に迫る8470万回だったことを明かした。消費税増税に伴うキャッシュレス決済への還元施策が後押しした。川辺氏は「想定をだいぶ上回っている。最終的には黒字転換させ、収益化したい」と話した。

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