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好みの画像で潜在意識を分析 ネットワンパートナーズ

 ■社員特性スコア化

 ネットワンパートナーズは色彩心理学を活用したSaaS型タレントマネジメントシステム「カラタレ」を発売した。

 「カラタレ」は、社員特性の分析・管理に特化したHR-Techシステム。個々の社員特性の分析、部署や職種に適する共通特性の抽出、必要特性を持つ社員の選択、といった3つの機能を提供する。

 大きな特徴は、個々の社員特性の分析において、潜在意識分析にフォーカスした質問不要の“バイアスフリー”システムとなっている点。従来型の質問に対して回答を選択する適性検査では、設問数が多く時間がかかるとともに、結果を良く見せようとするバイアスがかかることで精度が下がる、といった課題があった。しかし、「カラタレ」では60枚の画像から直感的に好む10枚を選ぶだけで特性分析を行えるという。

 この分析機能はシリコンバレーのスタートアップ企業である米ドットインが開発した、色彩心理学を活用した人工知能(AI)技術をベースにしており、潜在意識分析にフォーカスすることによって、言語化が難しい潜在的なパーソナル情報を分析結果として表示できるとした。

 またシステムの信頼度についても、ドットインの最高技術責任者(CTO)で、モスクワ国立工科大学の准教授でもあるロマン・サマレフ氏が3年間の研究と1万人以上に対する正確性テストを重ねており、従来型の適性検査と比較して約83%の信頼度が証明されている。

 このうち性格特性では、色彩心理学を応用したドットイン独自の150特性(愉快、頭が良い、真面目な、意志が強いなど)の上位5特性を表示する。

 知能特性は、教育やビジネスの現場で活用されている「多重知能理論」の8特性をレーダーチャートで可視化可能。また職業適性では、職業選択におけるグローバルスタンダード「ホランド理論」の6適性をレーダーチャートで可視化するとした。

 部署や職種に適する共通特性の抽出は、営業職、技術職、マーケティング職など、部署や職種のグループに適する、理想的な共通特性を抽出する機能。分析したいグループにおける高評価の社員を複数選び、その特性を相関分析することで、共通の特性(性格特性・知能特性・職業適性)を提示してくれる。これによって、自社のカルチャーに即した形で、活躍可能性の高い特性を把握できるという。

 必要特性を持つ社員の選択は、部署・職種の理想特性に近い社員をスコア化して適合順に表示する機能。これを利用すると、配属判断に定量的な裏付けを加えられるほか、全社員を対象とした適合度測定を容易に行えるため、部署長が把握していない社員についても活躍の場を広げられるとしている。

 価格は期間3カ月、利用者100人までの場合で15万円(税別)から。(インプレスウオッチ)

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