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NTT、最終益2.2%減 顧客還元策響く

 NTTが5日発表した2019年9月中間連結決算(国際会計基準)は最終利益が前年同期比2.2%減の5476億円となった。NTTドコモが導入した新料金プランや顧客還元策による収益減少や、海外グループ会社の再編に伴うコスト増が響いた。

 売上高に相当する営業収益は1.7%増の5兆8895億円で、9月中間期として過去最高だった。NTTデータなどシステム関連事業が好調だったほか、新電力会社エネットを連結子会社化したことなどが貢献した。

 20年3月期の予想は営業収益を前期比0.1%増の11兆8900億円と、従来予想から600億円上方修正した。ドコモの9月中間期が想定ほどの落ち込みではなかったことを反映させた。一方、最終利益は0.1%増の8550円と従来予想を据え置いた。澤田純社長は「楽天がいつ携帯電話事業に本格参入するかなども考慮し、利益計画は見直さない」と語った。

 また、投資家層の拡大を狙い、株式分割や株主へのドコモの共通ポイントサービス「dポイント」の配布を決めた。株式分割は12月末時点の株主を対象に1株を2株に分割。dポイントは来年3月末時点で100株以上保有する株主を対象に、保有期間が2年目に達すると1500ポイントなど保有期間に応じたポイントを進呈する。

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