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関西電力社員2万人に「告白」要請 金品受領問題で第三者委発足1カ月 (3/3ページ)

 一方、会長だった八木誠氏はすでに辞任。「次は外部から」という声も上がる。東京電力が福島第1原発事故後に3代続けて外部から会長を迎えた例があるためだ。しかし、幹部の1人は「国有化された東電とは違う」と予防線を張り、関係者の多くは生え抜きへのこだわりを隠さない。

 関電は「派閥の力が強く働く会社」(関西の財界人)とされるが、第三者委の報告内容がトップを含む人事に影響するのは確実で、関係者は調査の行方に神経をとがらせている。(岡本祐大、藤谷茂樹、山本考志)

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 ■関西電力の金品受領問題 関電の役員ら20人が福井県高浜町の元助役、森山栄治氏(故人)から、現金のほか金貨や高級スーツ仕立券など総額約3億2千万円相当の金品を受領していた。関電が昨年7~9月に実施した社内調査によると、受け取った20人は平成23~30年に原子力事業本部に在籍していた。問題を受け、八木誠会長、岩根茂樹社長を含む役員6人が辞任を決めた。

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