金融

SBI、福島銀と資本提携 10億円規模を出資へ

 SBIホールディングス(HD)と福島銀行(福島市)は11日、資本業務提携すると発表した。SBIが福島銀に約11億円出資し、議決権の約2割を握る筆頭株主となる。全国の地方銀行と連携する、SBIの「第4のメガバンク」構想の一環。超低金利下で金融機関が厳しい経営を迫られる中、合従連衡を進め、業務効率化と収益力向上を図る。

 SBIは福島銀が実施する第三者割当増資を引き受け、グループで19・25%の議決権を握る。福島銀に対し、社外取締役を派遣するほか、金融商品やITを活用した金融サービス「フィンテック」のノウハウを提供する。両社は来年1月をめどに、共同店舗の運営も始める。

 SBIから地銀への出資は島根銀行(松江市)に続く第2弾。SBIにとっては、地方の顧客基盤の強化につながる。今後も他の地銀への出資を模索する。

 一方、福島銀は平成30年3月期に最終赤字に転落。超低金利を背景とした貸出利息収入の減少が響いた。赤字は7年ぶりで、金融庁から業務改善命令を受けていた。福島銀はSBIから調達した資金を地元企業への貸し出しなどに充てる計画だ。

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