自動車

欧州新車販売、続く下降基調 10月8.6%増も主要市場で需要鈍化

 欧州自動車工業会(ACEA)が19日発表した10月の欧州連合(EU)と欧州自由貿易連合(EFTA)域内の新車販売台数は前年同月比8.6%増の121万台となった。ただ10月の増加は昨年10月に新たな排ガス試験で販売に悪影響が出たことの反動が要因だ。主要市場で需要が鈍化し、年初来の下降基調から抜け出せない状況が続いている。

 ACEAによれば、1~10月の販売台数は前年同期比0.7%減の1330万台。このままいけば2019年は通年ベースで前年の実績を下回ることになる。

 一部地域で需要が減速し、制裁関税の懸念もある中で、フォルクスワーゲン(VW)やダイムラーなど自動車大手のほか、コンチネンタルなどの部品メーカーも最近数週間で見通しを引き下げた。中国の自動車販売は10月も減少、過去17カ月のうち16カ月で前年割れとなっており、これも暗さを助長している。(ブルームバーグ Christoph Rauwald、Richard Weiss)

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus