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マツダの新型エンジン、燃費性能1割改善 発売は12月5日

 マツダは25日、新型エンジン「スカイアクティブX」を搭載する「マツダ3」の燃費性能を公表した。2輪駆動のハッチバックタイプ(AT車)の燃費は、ガソリン1リットル当たり17・2キロで、現行のスカイアクティブのガソリンエンジン(排気量2・0リットル)よりも1割程度改善する。マツダは発売日が12月5日になることも発表した。

 X搭載車は、小型のモーター、リチウムイオン電池を組み合わせたマイルドハイブリッド車となっている。

 Xは世界で初めて、「圧縮着火」による燃焼を実現したガソリンエンジン。ディーゼルエンジンに近い高効率な方式のため、発進時の加速に優れるなどディーゼルの利点を取り入れることができたという。エンジンを吸音材で囲み、車内の静粛性にも配慮した。

 Xは当初、レギュラーガソリンを使うエンジンとしていたが、「ハイオク推奨」とすることに方針を変えた。認証の手続きのため、発売は当初予定の10月から約2カ月遅れた。

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