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太陽生命保険 ミャンマー市場参入、ナンバーワンに

 太陽生命保険社長・副島直樹さん(61)

 --ミャンマーの生命保険市場への参入を計画している。市場の成長性をどう見ているか

 「ミャンマーは人口6000万人弱に対し、生命保険の普及率が0.2%と、ほぼ手つかずの市場だ。生命保険という概念自体が国民に知られていない。一人一人に理解してもらうため、当社が日本で培ってきたノウハウを生かしたい」

 --合弁相手に現地の生命保険会社キャピタル・ライフを選んだ理由は

 「ミャンマー国の発展に貢献したいという当社の考え方を共有できた。戦後日本が産業発展を遂げていく上で、生命保険会社に集まってくる長期資金は欠かせないものだった。経済発展途上のミャンマーでも同様だ」

 --ミャンマーでの市場シェアの目標は

 「ミャンマーの生命保険市場は日本円換算で約40億円。推計では10年後に1400億円前後に拡大する。キャピタルのシェアは現在約5%だが、当社としては事業開始から3年程度で10%程度に伸ばし、ナンバーワンを目指す。苦労もするだろうが、夢のある事業だ」

 --具体的な営業戦略は

 「主力となる販路は営業職員による戸別訪問だ。目標実現には、営業職員は5000人程度、店舗は100カ所程度が必要だ。営業活動の効率性や営業職員同士の教育効果などを踏まえ、2人ずつコンビを組む当社の営業手法を導入する」

 --どのような保険商品を売るのか

 「主力商品として、月掛けで貯蓄性が高く、死亡保障や医療保障を多少加えたものを検討している。経済が発展してくると、企業は優秀な人材を確保するため福利厚生に力を入れるようになる。法人向けの死亡保障商品も開発を検討している」

【プロフィル】副島直樹

 そえじま・なおき 慶大商卒。1981年太陽生命保険入社。営業本部長、副社長などを経て、2019年4月から現職。東京都出身。

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