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ペイペイ・LINEペイが一強化も スマホ決済競争 (2/2ページ)

 こうした中、ドコモやKDDIは携帯電話事業での顧客基盤を武器に利用者拡大を進める。インターネット通販事業で1億人の利用者を擁する楽天の楽天ペイも対抗勢力となりそうだ。MMD研究所がQRコード決済利用者に現在メーンで使っているサービスを尋ねたところ、ドコモが展開するd払いと楽天ペイはペイペイ、LINEペイを含めた上位4社に食い込んだ。

 ◇追撃するメルカリ

 この4社を追うメルカリの対応にも注目が集まる。メルペイはメルカリでの売上金を利用できるのが最大の特長で、メルカリでの売り上げは年5千億円超。アプリでの売上金をてこに、実店舗とフリマアプリの間をお金と商品が循環する独自のスマホ決済を目指す。

 ただ、日本ではキャッシュレス決済は十分に浸透しておらず、「スマホ決済は3~5%にすぎない」(ZHDの川辺健太郎社長)。スマホ決済自体が普及しなければ、競争の結果、市場から脱落者が出ることは避けられない。

 メルペイの金高恩執行役員も「(決済方法を)現金からキャッシュレスに移すことが優先」と指摘。今後はメルペイで購入した商品をメルカリに出品しやすくする仕組みなどを導入する考えだ。(高木克聡)

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