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茶の香り、味わいを楽しめる鍋の素“静岡茶鍋”29日発売

 広告会社の静岡博報堂(静岡市葵区)などは、県産の一番茶を使用し、茶の色や香り、風味を楽しめる鍋の素「静岡茶鍋」を開発し、29日に発売する。静岡茶を「食べて楽しむ」商品として新たな価値や体験を広く提案していきたい考え。

 同商品は、同社のお茶好き女性社員らが発足した「静岡茶ガールプロジェクト」の第2弾で、今春から商品開発を進めてきた。緑茶の鮮やかな緑色を保つことに苦労したというが、試行錯誤を重ね、県内企業の協力などもあり開発にこぎつけた。掛川市出身のプロジェクトメンバー、西村友里子さんは「県民はもとより、県外の方にもお土産として購入頂き、『食べるお茶』という新しい体験を楽しんでもらえたら」とアピールしていた。

 県産本山茶の一番茶のペーストと焼津のかつお節だしを組み合わせた鍋の素と希釈用のお茶(ティーバッグ)のセットで価格は993円。老舗の小山園茶舗の県内各店やオンラインショップなどで購入できる。

 また、実店舗でも楽しんでもらおうと、県内で和食店を展開するなすび(静岡市清水区)と組み、なすび総本店などグループ8店舗でも食べることができる。

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