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ホンダのロボット芝刈り機 日比谷公園で効果を検証

 ホンダは2日、ロボット芝刈り機「Miimo(ミーモ)」を使って大型公園や電源設備のない河川敷で実証実験を始めた。ミーモは私有地での使用を想定しているが、大規模な公共の芝生の整備にも効果があるかを東京都公園協会と協力して検証する。

 実験する場所は日比谷公園(東京都千代田区)の第一花壇と、新中川暫定係留所(東京都江戸川区)の河川敷。日比谷公園では、約3000平方メートルの芝生の整備を11月末から始めた。電源設備のない新中川暫定係留所では、持ち運べる蓄電機「LiB-AID(リベイド)E500」と併用。ミーモは蓄電機に接続された充電ステーションに自動で戻って充電するという。

 実験はそれぞれ1台ずつを使い、令和3年3月末まで行う。公園協会は整備の無人化を進められるメリットがある。ホンダはミーモの新たな使用機会を広げるためにデータを収集する。

 ミーモは平成29年6月に発売された。価格は税抜きで49万8000円。

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