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アステラス薬、米社買収へ 3千億円、遺伝子治療強化

 アステラス製薬は3日、米バイオテクノロジー企業のオーデンテスを買収することで合意し、契約を結んだと発表した。買収総額は約30億ドル(約3200億円)で、2020年1~3月の完了を目指す。重点領域の一つに掲げる遺伝子治療分野を強化するのが狙い。

 オーデンテスは12年に設立され、現在は米ナスダックに上場している。重い神経筋疾患を対象に遺伝子治療薬の研究開発を進めている。アステラスは今回の買収に当たり株式公開買い付け(TOB)を実施する。最終的には全株式の取得を目指す。

 アステラスの安川健司社長は「遺伝子治療分野では、科学技術の革新で新たな価値がもたらされている。オーデンテスのチームとともに、この領域でリーディングポジションを確立していく」とコメントした。

 アステラスは10年に米製薬会社OSIファーマシューティカルズを約40億ドルで買収するなどし、新薬の開発体制を拡充している。

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