金融

みずほ証券、経常利益1000億円目指す 飯田社長「営業を科学する」

 みずほ証券の飯田浩一社長は産経新聞のインタビューに応じ、令和5(2023)年度までに経常利益1000億円前後を目指す計画を明らかにした。平成30年度の366億円から2・7倍程度に引き上げる。ITの活用や銀行・証券の連携強化によって、顧客への提案力を高める。

 飯田社長は「営業を科学する」と述べ、特に対面営業の収益力強化にテクノロジーを活用する考えを示した。今年度から個人投資家向けに人工知能(AI)を活用した資産運用コンサルティングを本格的に取り入れたほか、優秀な営業職員の行動に関するデータ分析を始めたという。

 飯田社長は「ビジネスを“掛け算”することで、グループの中のフロントランナーになる」と述べ、銀証連携を一段と進める考えも強調した。米欧で先行して取り組んだ銀証営業の一体化を今秋から東京でも本格化させた。投資家側のニーズを踏まえて商品を組成する専門チームも立ち上げている。

 これらの取り組みによって、みずほ証券の預かり資産残高を足元の41兆円から、5年度までに50兆円とすることを目指す。飯田社長は「10年程度で60兆円を目指す」とも語った。

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