現場の風

JSOL 社会課題解決、新規事業を創出

 JSOL社会イノベーション推進センター長・三尾幸司さんに聞く

 --社会デザイン・ビジネスラボを立ち上げる

 「社会課題解決と新規ビジネスを創出する研究会で、立教大社会デザイン研究所と共同で12月12日に設立する。社会に貢献したい、ICT(情報通信技術)を中心としたテクノロジーや法人・個人の強みによって持続可能な社会にしたいという思いや考えを持つメンバーを募る。その専門性に基づいて知恵を出し合い、産学官の知見や技術を融合し、次世代が暮らしやすい社会を創る」

 --どうやって賛同者を募るのか

 「東京・六本木で同日、NTTデータが開設したデザインスタジオ『AQUAIR』で説明会を開催。会長の中村陽一・社会デザイン研究所所長が講演するほか、社会起業家、NPOなどによるパネルディスカッションを通じて研究会の目的や参加企業のメリットを説明する」

 --参加企業のメリットは

 「社会貢献だけでなく、創出したアイデアをもとに事業を生み出すのも目的の一つだ。このためJSOLはICTやコンサルティングなどで支援するほか、社会デザイン研究所を通じてNPOや社会との接点が持てる。NTTデータがサポーターとして参加を決めており、グローバルなデザイナーネットワークを提供するという。ほかにも数社が興味を見せている」

 --活動のイメージは

 「主な研究テーマとして防災や環境、地域創生、ダイバーシティ(多様性)などを考えており、1年を通して2回1テーマで5セッションを開催する予定。1回目はゲストによる講演・パネルディスカッションとアイデア創出、2回目はアイデアに基づくビジネスモデルを検討する。テーマごとに参加企業・個人を募る。検討したビジネスモデルを推進したいメンバーがいればプロジェクト化して実現性を検証し事業化を目指す」

【プロフィル】三尾幸司

 みお・こうじ 神戸大大学院自然科学研究科修了。2004年日本総合研究所入社。NTTデータ出向後、13年JSOL。14年流通サービスビジネス事業部営業マネジャーなどを経て19年11月社会イノベーション推進センター長、同12月社会デザイン・ビジネスラボ事務局長。兵庫県出身。

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