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ぺんてる株争奪戦、9日期限へ混沌 コクヨ対プラス  (2/2ページ)

 ただ、プラス・ぺんてる陣営が過半数を確保した場合でもコクヨは依然、重要議案に拒否権をもつ約38%の株主。また「仮に過半数に届かなくても、他の株主から委任状を取り付けるなどして株主総会での取締役選任を目指すことは可能」(業界関係者)との声もあり、先行きは波乱含みだ。

 今回の争奪戦は、買い取り価格が高く、あと12%強を買い足せば過半数を達成できるコクヨが先行しているようにも見える。だが、約300人とされるぺんてる株主の大半はOBや取引先。心情的にぺんてるに近いとの見方もある。また、一時は提携の計画もあったほど親密なプラスが、コクヨの買い付け前から水面下で対抗策の根回しをすることもできた。

 岩井コスモ証券の清水範一アナリストは「非上場で外部の目が入らなかったぺんてる経営陣の姿勢が、既存株主の賛同を得られるかが勝敗の分かれ目」と指摘する。コクヨの買い付け締め切りは9日午後11時59分59秒。コクヨの締め切り時には、勝敗の行方がある程度明らかになりそうだ。

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