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日本人好みの味わい国産ワイン「5セレクトレゼルブ」発売 サントリー

 サントリーワインインターナショナルは10日、5カ国から原材料を集めて国内で製造した国産ワインの新商品「5(ファイブ)セレクトレゼルブ」を2月18日に発売すると発表した。国内ワイン市場は酒類の多様化で40代以下の飲用者が減少しているものの、国産ワインの飲用者は増加傾向にあることから、サントリーは初心者でも飲みやすいバランスの取れた味わいを提供し、同社の国内製造ワインとして3番目となる新ブランドを確立する。

 新商品は「5セレクトレゼルブ(白)」と「同(赤)」の2種類で展開。ワイン産地として知られるアルゼンチン、イタリア、オーストラリア、スペイン、チリの各国からブドウ果汁やワインを調達し、日本人の好むクセがなく、バランス取れた味わいに仕上げた。また、国内製造ワインに多いペットボトル容器や日本語が多いラベルデザインなどの特長から一線を画すため、容器には瓶を採用、ラベルもシンプルにしてワインらしさを打ち出した。750ミリリットル瓶で参考価格(税抜き)は700円。令和2年の目標販売数量は10万ケース(750ミリリットル12本換算)。

 国内ワイン市場は増減を繰り返しながら長期的には伸長してきた。サントリーは20代~40代のワイン離れの傾向が強まっていることから、令和元年の販売数量について対前年比2%減を見込む。サントリーワインインターナショナル執行役員の木村靖彦・国産ブランド部長は「ワインは多様性が魅力だが、飲み始めたばかりの人には選びにくく、再購入したくても棚で見つけられない」と指摘する。

 ただ、日欧EPAの発効で欧州ワインの関税が即時撤廃されて消費者側の意識が変わり、チリ産から国内産や欧州産など複数銘柄を回遊する傾向が増加。国産ワインは今後も関心が高まるとみて木村氏は「(同社として)国産ワインの第3のブランドに育てたい」とし、令和7年には販売数量50万ケースを目指す構えだ。

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