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「代替チーズ」味や食感に課題 新興・大手が需要拡大へ知恵絞る (2/2ページ)

 高価格が普及妨げ

 もっとも代替チーズをめぐる課題は少なくない。技術的には牛乳やチーズに含まれるタンパク質の一種である「カゼイン」と同じ質感の代替物が存在しない。油とでんぷん、人工調味料でカゼインの代替物を作る試みは、これまで成功していない。

 価格の高さも普及拡大を妨げる。ニュールーツの代替カマンベールの最高級品の価格は120グラムで11.50スイスフラン(約1260円)と、スーパーマーケットの店頭で並ぶカマンベールの3倍を超える。代替チーズメーカーは酪農家と違い各国政府が実施する補助金といった支援制度の対象外となっている上、チーズのように大量生産ができないことも高コストにつながっている。各社、普及拡大に向け汗を流す日は当面、終わりそうになさそうだ。(ブルームバーグ Corinne Gretler)

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