話題・その他

21歳で「196カ国」経験、彼女に聞く旅のコツ 出発前に1通の“電子メール”

 レキシー・アルフォード氏は21歳にして世界の全196カ国を訪問。あらゆる国を訪れた最年少記録保持者としてギネスからも公認されている(196カ国とはつまり、195カ国プラス台湾だ)。

 旅行代理店を経営する家族と一緒に小さい頃から世界を旅していた。18歳までに72カ国を制覇し、世界記録に向けてスパートを決意。旅行コンサルタントとして働くことで旅行費用を稼ぎ、たまにだがスポンサーからの支援も受けている。自身の経験をブログに記録し、そして今は本の執筆に取り組んでいる。

 カリフォルニア州ネバダ市に住むアルフォード氏は、列車やバスも頻繁に乗るが、旅客機の利用は毎年20万~25万マイルに上る。お気に入りの航空会社はデルタ航空。アメリカン・エキスプレス(アメックス)と提携したポイントをためやすいマイレージプログラムがあるためだ。それに「世界各地にあるデルタの空港ラウンジ、Wi-Fi、食べ物に関しては信頼できる」という。

 世界中を旅し続ける彼女に快適に旅するためのヒントを聞いた。

 パスポートは2冊

 同じ国のパスポート2冊を同時に持つことは可能であり、そうすべきだという。あまり知られていない国、またはビザ(査証)の取得に時間がかかる国(中東や西アフリカなど)に旅行する場合、パスポート(旅券)を2冊持つことは必須だ。

 例えばロシアのビザ取得のためパスポートをロシア大使館に送るとビザ発給に6週間かかるが、次の週にインドネシアに行かなければならない場合もあるかもしれない。両方の旅行計画の名前入り予約証明書を旅券発行窓口に提示すれば、パスポートをもう1冊発行してもらえる。払い戻し可能な航空券を旅行の証拠として窓口で示した後、その航空券をキャンセルできるということを知っていて損はない。

 初めての国に旅行する場合、出発前に電子メール1通を必ず送ることも快適な旅に欠かせない。入国前に宿泊先のホテルにメールを送り、空港からホテルまでの平均タクシー料金を聞くという。こんな簡単なことで、タクシー運転手の水増し料金要求や不正メーターで被る可能性があった不利益を回避できた。過去数年間で数百ドルを節約できた。

 ホテルに着いた際、運転手から信じられないほど高い料金を請求されたら、支払いを拒否してホテル内に入り助けを求める。それでうまくいかないとしても、警察への電話をホテル側に頼めば、ドライバーは諦める。アンゴラやサモアで経験したほか、つい最近もギニアビサウでこうしたことがあった。

 機内持ち込みの手荷物制限は、多分あなたが考えているよりも寛大だという。旅に持って行く荷物は、機内持ち込みの手荷物だけだが、重量規制に厳しく、きちんと計測する航空会社もある。

 ギリシャのザキントス島では空港のチェックイン係が私の手荷物とバックパックの両方の重さを計測。ラップトップとカメラ、ドローンを持ち歩く私は常に重量超過で、この時は5キロオーバーだった。

 それでできるだけ荷物の衣服を着込み、それから土産物屋で安いバッグを買って、そこに荷物を詰め込んだ。ショッピングバッグ類は手荷物と一緒に機内に持ち込むことができる。最悪のシナリオに備え、バッガリーニの軽い折り畳みバッグも携帯している。

 女性に重宝な服装

 フライト検索エンジン「スカイスキャナー」は直前の予約に最適だ。最も信頼性が高く、多くの選択肢を提案してくれる。最速ルートや最安ルート、ストップオーバーの回数も選択できる。とてもユーザーフレンドリーで、初めてサイトを訪れた人でも使いやすいうえ、環境に優しい旅行を選ぶこともできる。

 女性にとっては軽い長袖のボタンダウンシャツが何より重宝する。必要に応じ薄手のジャケットとして他のシャツの上に重ね着できるからだ。保守的な国を旅する際、ショートパンツ姿で居心地が悪い気分になる時には腰に巻き付け、太ももを隠すこともできる。

 長い旅では、1週間のうち少なくとも3日間は同じ都市、同じホテルの部屋に滞在する。洗濯に時間を取られるし、何より多くの場所を急いで回っても、すぐに疲れるからだ。荷造りと荷ほどきで疲労困憊(こんぱい)するなどとは皆さんあまり考えませんが、実際のところそれは事実だ。

 訪れた国の紙幣をいつも持ち帰る。香港ドル紙幣はとても面白い色使いで、コスタリカの紙幣には本当に美しい現地の野生生物が描かれている。軽くて最適なお土産だ。(ブルームバーグ Mark Ellwood)

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus