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コクヨのぺんてる株買い付け過半数届かず、15日まで継続

 文具大手のコクヨ(大阪市)は12日、筆記具大手のぺんてる(東京)の株式を議決権ベースで45・66%まで買い増したと発表した。コクヨはぺんてるの子会社化を目指し、株式保有比率を過半数まで引き上げるため買い付けを進めてきたが、目標には届いていない。買い付け期間は9日までとしていたが、15日まで継続する。

 コクヨによると、今回の買い付けでぺんてるの株主約300人のうち約100人から株式を取得。12日現在、売却の意向はあるものの契約には至っていない株主分も含めると46%超となる見込みだが、ぺんてる経営陣の解任・選任に必要な過半数には届かない。15日以降も株主から売却の申し込みがあれば買い付けるという。

 コクヨは5月、ぺんてるとの協業を目指し株式37・8%を間接取得。9月にはぺんてる取締役会の承認を得て直接取得したが、先月15日、「ぺんてるが第三者との提携を進めている」として1株当たり3500円での買い付けを始めた。その後、文具大手のプラス(東京)が20~33・4%を目標に同額での買い付け方針を示したため、1株当たり4200円まで買い付け価格を引き上げていた。

 10日まで買い付けを進めていたプラスの広報担当者は「結果の公表は未定」とし、コクヨの広報担当者は「今後の方針は検討中」としている。

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