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中国市場「挑戦しがいある」 任天堂社長、スイッチで攻略意欲

 任天堂の古川俊太郎社長は19日、産経新聞のインタビューに応じ、中国で今月10日から家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の販売を開始したことについて、「そんなに簡単に売れるとは思っていないが、挑戦のしがいがある」と述べ、市場開拓に意欲を示した。

 中国のゲーム市場はパソコン向けやスマートフォン向けのゲームが席巻しており、ゲーム機を主力とする企業は苦戦を強いられている。任天堂は過去に自前で中国に進出して挫折した経験があるため、今回はスマホ向けゲームを展開する中国のIT大手テンセントを通じた販売にかじを切っており、古川社長は「テンセントの販売網を生かしてゲーム機で遊ぶ楽しさを粘り強くアピールし、中国での任天堂のファンを増やしていきたい」と話した。

 任天堂は現在、中国でスイッチ本体と、スイッチ向けのソフト「New スーパーマリオブラザーズ U デラックス」を販売しているが、1月下旬の春節(旧正月)商戦に向けて「マリオカート8デラックス」「スーパーマリオオデッセイ」といった人気ソフトも順次投入する。その後は、任天堂以外のソフトメーカーが手がけるゲームもテンセントを介して販売していく計画で、古川社長は「開発中のソフトも含めて徐々に展開を増やしていきたい」とした。

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